专利摘要:

公开号:WO1990001441A1
申请号:PCT/JP1989/000814
申请日:1989-08-09
公开日:1990-02-22
发明作者:Minoru Sato
申请人:Kusakari, Tateki;
IPC主号:B62B5-00
专利说明:
[0001] 明 糸田 平地ならびに階段および不整地用の車輪装置 技術分野
[0002] 本発明は、 平地ならびに階段および不整地を走行しうる庫 fe 装置に関するものである。 背景技術
[0003] この種の先行技術としては、 大径の主輪のみを備えた従来の 平地走行用の車輪装置に代わって、 階段等を昇降しうる装置と して、 特開昭 48-64651号公報、 実開昭 51 -16302号公報、 実開昭 52-27807号公報等が知られている。
[0004] これらの開示された先行技術は、 車軸を中心として等角度に アームを放射状に軸着し、 その先端に回転自在に車輪が取付け られているものであり、 車軸を中心としてアームが回転して階 段を昇降するものである。
[0005] しかしながら、 これら先行技術のものは、 車軸のまわりに 3 個乃至 6個の多数の車輪が取付けられているので、 全体が大径 となって重く、 不使用時の収納保管が紫張り、 さらに階段の段 差に合わない場合もあって、 昇降操作がスムーズでなく、 特に 平地走行において 4輪が接地するため方向自在性がない等の多 用性に欠け使い勝手の悪いものであった。
[0006] そこで、 本発明は、 上記先行技術の問題点に鑑み、 これを解 決すべくなされたものであって、 周知のハンドカーに僅かな部 品を付加することによって、 コンパクトで軽量に構成でき、 平 地での走行は勿論、 各種段差の階段或いは不整地での昇降も円 滑に操作しうる車輪装置を提供するにある。 発明の開示
[0007] 本発明は、 班輪取付体に形成した前都アーム先端に小径の副 輪、 後部アーム先端に大径の主輪又は小径の副輪を各々回転自 在に軸着すると共に、 車輪取付体を運搬車本体下面に取付けた 連結体に回転可能に取付けたことを特徴とする車輪装置である。 この車輪装置を運搬車に装置することにより、 平地は勿論、 階 段の昇降、 凹凸のある不整地でも走行可能となる。
[0008] また、 本発明は、 車輪取付体に形成した前部アームに小径の 副輪、 後部アームに大径の主輪を各々回転自在に軸着すると共 に、 該車輪取付体の基部に前後方向に向って長孔を穿設し、 該 長孔に本体に取付けた連結体のスライ ド軸をスライ ド可能に嵌 合したことを特徴とする車輪装置である。
[0009] 本発明は、 車輪取付体に形成した前部アームに小径の副輪、 後部アームに大径の主輪を各々回転自在に軸着すると共に、 該 車輪取付体の基部に前後方向に向って長孔を穿設し、 該長孔に 本体に取付けた連結体のスライド軸をスライド可能に嵌合した ものであるから、 車輪取付体が連結体に対し回動可能であり、 平地は勿論、 階段の昇降、 凹凸のある不整地でも走行可能とな る。
[0010] また、 本発明は、 車輪取付体に形成した前記アーム先端に小 径の副輪、 後部アーム先端に大径の主輪を各々回転自在に軸着 すると共に、 該後部アームの主輪後方に近接して前後方向に向 つて長孔を穿設し、 該長孔に本体に取付けた連結体のスライ ド 軸をスライ ド可能に嵌合したことを特徴とする車輪装置である, 本発明は、 車輪取付体に形成した前部アーム先端に小径の副 輪、 後部アーム先端に大径の主輪を各々回転自在に軸着すると 共に、 該後部アームの主輪後方に近接して前後方向に向って長 孔を穽設し、 該長孔に本体に取付けた連結体のスライ ド軸をス ライ ド可能に嵌合したものであるから、 車輪取付休が連結体に 対し回動可能であり、 平地は勿論、 階段の昇降、 凹凸のある不 整地でも走行可能となる。
[0011] さらに、 本発明は、 本体下面に取付けた連結体に大径の主輪 を回転自在に枢着した車輪装置において、 前部アームと後部ァ ームをアーチ状に形成し、 両アーム先端に夫々小径の副輪を回 転自在に枢着した車輪取付体を、 前記主輪の前方の連結体に回 動可能に取付けると共に、 該取付部分に前部アームが本体側に 近接するように常時付勢した付勢手段を取付けたことを特徴と する車輪装置である。
[0012] 本発明は、 本体下面に取付けた連結体に大径の主輪を回転自 在に軸着した車輪装置において、 前部アームと後部アームをァ ーチ状に形成し、 両アーム先端に夫々小径の副輪を回転自在に 枢着した車輪取付体を、 前記主輪の前方の連結体に回動可能に 取付けると共に、 該取付部分に前部アームが本体厠に近接する ように常時付勢した付勢手段を取付けたものであるから、 車輪 取付体が連結体に対し、 回動可能であり、 平地は勿論、 階段の 昇降、 凹凸のある不整地でも走行可能となる。 図面の簡単な説明
[0013] 第 1図は本発明の第 1実施例の収納時の厠面図、 第 2図は同 じく平地走行時の側面図、 第 3図乃至第 9図は同じく階段上昇 時の経時的作動状態の J面図を示す。
[0014] 第 1 0図は本発明の第 2実施例の収納時の縦断画面図、 第 1 1図は同じく第 1 0図矢示方向より見た一部切欠せる背面図、 第 1 2図乃至第 1 9図は同じく階段昇降時の経時的作動状態の 測面図を示す。
[0015] 第 2 0図は本発明の第 3実施例の収納時の縦断画面図、 第 2 1図は同じく底面より見た平面図、 第 2 2図乃至第 2 6図は同 じく階段上昇時の経時的作動状態の概略厠面図を示す。
[0016] 第 2 7図は本発明の第 4実施例の縦断側面図、 第 2 8図は同 じく階段上昇時の作動状態の概略厠面図を示す。 発明を実施するための最良の形態
[0017] 本発明の構成を図面に示す実施例について以下詳細に説明す る。
[0018] 第 1図乃至第 9図に示す第 1実施例においては、 本発明の車 輪装置を荷物運搬用のハンドカーに装着し、 且つこの車輪装置 一対をハンドカー本体の左右両厠に各々独立して作動しうるよ うに装置した場合であって図面にはその一方の車輪装置のみを 図示する。
[0019] 1はハンド力一の本体であって、 本体 1の下面後部に連結体 2とその前方に緩衝用規制体 3が連設されている。
[0020] 4は板状の車輪取付休であって、 基端部 5より V字状に前部 アーム 6と後部アーム 7とが突出するように形成されており、 前部アーム 6には小径の副輪 8が回転自在に軸着され、 後部ァ ーム 7には大径の主輪 9が回転自在に軸着されている。 また基 端部 5には長孔 1 0が前後方向に向って穽設され、 これに上記 連結体 2の先端に固定したスライ ド軸 1 1が嵌合し、 本体 1に 対して Φ輪取付体 4が前後方向にスライ ド自在で且つ回動自在 に取付けられる。
[0021] 1 2はコイルスプリングであって、 車輪取付体 4と本体 1と の間に張設し、 これによつて前部アーム 6は上記規制体 3に固 定した押え軸 1 3に当接するように付勢されている 4
[0022] このように構成されているので、 不使用時には、 第 1図に示 すように、 スプリング 1 2の張力で車輪取付体 4は前方に引寄 せられ、 スライ ド軸 1 1が長孔 1 0の後端に当接すると共に該 スライ ド軸 1 1を中心として車輪取付体 4に前部アーム 6は押 え軸 1 3に当接した状態に保持されて本体 1は立掛けられて収 納される。
[0023] また平地走行時には、 第 1図の状態から本体 1を a方向に起 すと、 第 2図に示すようにスライ ド軸 1 1は本体 1の荷重がか かって長孔 1 0の後端 1 0 aに当接し、 該スライ ド軸 1 1を中 心にして前部アームらが押え軸 1 3に当接するように回動して 副輪 8が浮き上がり、 主輪 9のみが平地面 Aに接して全荷重が 作用する状態に保持され、 本体 1の前後方向の手押操作によつ て主輪 9は回転し平地面 Aを円滑左右自在に走行する。
[0024] 次に階段を昇る時の状態を、 第 3図乃至第 9図によって説明 する。 まず本体 1を平地走行状態と同様に引張って階段 B下に移動 すると、 副輪 8が階段厠面 Cに突当る (第 3図参照) 。
[0025] そこで本体 1を階段 Bの傾斜角度と平行する方向 (矢印 b方 向) に引上げると、 第 4図に示すように副輪 8が階段 ( 面 Cで 押えられるため、 スプリング 1 2の張力に抗してスライ ド軸 1 1は長孔 1 0の後端 1 0 aから前端 1 0 bに移動すると同時に、 押え軸 1 3も同様の角度方向に移動して前部アーム 6から離れ る。
[0026] 引続いて本体 1を矢印 b方向に引上げると、 第 5図に示すよ うにスライ ド軸 1 1を中心として前後両アーム 6 , 7を時計方 向 cに回転し、 主輪 9は階段 Bに近づき、 同時に副輪 8は階段 厠面 Cを転動上昇する。
[0027] 副輪 8が階段側面 Cから第 6図に示すように第 1段の階段上 面 Dに完全に上ると、 主輪 9は階段下の平地面 Aより浮上がつ て階段側面 Cに当接しつつこれに沿って回転し乍ら上昇すると 共に、 これにつれて車輪取付咏 4はスライ ド軸 1 1を中心とし て反時計方向 (矢印 d ) に回動する。
[0028] さらに本体 1の引上げ装作によって第 7図に示すように、 副 輪 8は階段上面 Dを回転走行すると共に、 主輪 9もさらに階段 測面 Cを上昇するため、 車輪取忖体 4はさらに反時計方向 dに 回動し、 これよりスプリング 1 2はその張力に抗して伸县する やがて主輪 9が階段 J面 C上端の上面 Dとの接点 Eに達する と第 8図に示すように、 スプリング 1 2の伸長は最大となり、 その反発力は最強となる Λ
[0029] そして主輪 9が階段厠面 Cによって妨げられていた状態から 解放されて階段上面 Dに移動すると、 最大に伸-良したスプリン グ 1 2の反発力が作用して、 第 9図に示すように、 副輪 8は上 方 (矢印 e ) に跳ね上げられると共に、 車輪取付昧 4は主輪 9 の軸 9 aを中心として時計方向 (矢印 f ) に回動し、 長孔 1 0 の後端 1 0 aが下方に傾斜し、 これに嵌合しているスライ ド軸 1 1は長孔 1 0の前端 1 0 bから後端 1 0 aにスライ ドし、 ス ライ ド軸 1 1にかかっていた本体荷重は主輪 9の後方外側に移 動する。
[0030] このスプリング 1 2の反発力によって回動された車輪取付休 4の前部アーム 6は規制体 3の押え軸 1 3に突当って停止し、 再び第 2図の状態と同様な状態となり、 第 2段目の階段への上 昇付勢が整えられる。
[0031] このような動作を繰返すことによって、 次々と階段を昇るこ とができる また階段を降る際は、 上記動作と逆の動作を行な い、 円滑に降下するものである。 さらに凹凸のある不整地の場 合も上記動作に準じた動作で走行することができるものである。 なお、 上記実施例は荷物運搬用のハンドカーに本発明の車輪 装置を装着したが、 これに限定されるものではない。
[0032] また、 車輪装置を本体の左右両側に装備する代りに中央部に 1ケ所或いは本休の左右方向に複数列併設するようにしても良 い。
[0033] 第 1 0図乃至第 1 9図は、 本発明の車輪装置を荷物運搬用の ハンドカーに装着し、 且つこの車輪装置 1対をハンドカー本休 の左右両側に各々独立して作動しうるように装備した第 2実施 例である。 1はハンドカーの本体であって、 本体 1の下面後部の両厠に 略三角形状の板体よりなる連結体 2を連設し、 該連結体 2内の 本体下面に弾性を有する緩衝用規制休 3が取付けられている。
[0034] 4は車輪取付体であって、 横架部材よりなる基端部 5の両厠 に V字状に前部アーム 6と後部アーム 7とが突出形成されてお り、 前部アーム 6の先端には小径の副輪 8が回転自在に軸着さ れ、 後部アーム 7の先端には大径の主輪 9が回転自在に軸着さ れている。 また主輪 9の後方に近接するように後部アーム 7に 長孔 1 0が前後方向 (第 1 0図においては上下方向) に向って 穿設され、 これに上記連結体 2の先端に固定したスライ ド軸 1 1が嵌合し、 本体 1に対して車輪取忖体 4が前後方向にスライ ド自在に且つ回動自在に取付けられている。
[0035] 1 2はコイルスプリングであって、 車輪取付体 4と本体との 間に張設し、 これによつて基端部 5は上記緩衝用規制体 3に当 接するように付勢されている。
[0036] このように構成されているので、 不使用時には第 1 0図に示 すように鎖線 X— Xを地表面として本体 1は立掛けられる。 こ の時スプリング 1 2の張力で車輪取付咏 4は前方に引寄せられ、 スライ ド軸 1 1が長孔 1 0の後端に当接すると共に該スライ ド 軸 1 1を中心として車輪取忖体 4の基端部 5は緩衝用規制体 3 に当接した状態に保持されて収納される。
[0037] また平地走行時には、 第 1 0図において本体 1を a方向に起 すと、 スライ ド軸 1 1は本体 1の荷重がかかって長孔 1 0の後 端 1 0 aに当接し、 該スライ ド軸 1 1を中心にして基端部 5が 緩衝用規制休 3に当接した状態で回動して副輪 8が浮き上がり、 主輪 9のみが平地面 Aに接して全荷重が作用する状態に保持さ れ、 本体 1の前後方向の手押操作によって主輪 9は左右に回転 し平地 Aを円滑に走行する
[0038] 次に階段を昇る時の状態を、 第 1 2図乃至第 1 9図によって 説明する。
[0039] まず、 本体 1を平地走行状態と同様に引張って階段 B下に移 動すると、 副輪 8が階段蹴上げ面 Cに突き当る (第 1 2図参 照) 。
[0040] そこで、 本体 1を階段 Bの傾斜角度と平行する方向 (矢印 b 方向) に引上げると、 第 1 3図に示すように副輪 8が階段蹴上 げ面 Cで押えられるため、 スプリング 1 2の張力に抗してスラ ィ ド軸 1 1は長孔 1 0の後端 1 0 aから前端 1 O bに移動する と同時に、 緩衝用規制体 3も本体 1と一体に同様の引上げ角度 方向に移動して基端都 5から離れる。
[0041] 引続いて本体 1を矢印方向に引上げると、 第 1 4図に示すよ うにスライ ド軸 1 1を中心として前後両アーム 6 , 7を時計方 向 cに回転し、 主輪 9は階段 Bに近づき、 同時に副輪 8は階段 蹴上げ面 Cを転動上昇する,
[0042] 副輪 8が階段蹴上げ面 Cから第 1 5図に示すように第 1段の 階段踏み面 Dに完全に上ると、 主輪 9は階段下の平地面 Aより 浮上がつて階段蹴上げ面 Cに当接しつつこれに沿って回転し乍 ら上昇すると共に、 これにつれて車輪取付休 4はスライ ド軸 1 1を中心として反時計方向 (矢印 d ) に回動する。
[0043] さらに、 本体 1の引上げ操作によって第 1 6図に示すように、 副輪 8は階段踏み面 Dを回転走行すると共に主輪 9 もさらに階 段蹴上げ面 Cを上昇するため、 車輪取付休 4はさらに反時計方 向 dに回動し、 これによりスプリング 1 2はその張力に抗して 伸長する。
[0044] やがて、 主輪 9が階段蹴上げ面 C上端の踏み面 Dとの接点 E に達すると、 第 1 7図に示すように、 スプリング 1 2の伸長は 最大となり、 その反発力は最強となる。
[0045] そして、 主輪 9が階段蹴上げ面 Cによって妨げられていた状 態から解放されて階段踏み面 Dに移動すると、 最大に伸長した スプリング 1 2の反発力が作用して、 第 1 8図に示すように、 副輪 8は上方 (矢印 e ) に跳ね上げられると共に、 車輪取付体 4は主輪 9の軸 9 aを中心として時計方向 (矢印 f ) に回動し、 第 1 9図に示すように、 長孔 1 0の後端 1 0 aが下方に傾斜し、 これに嵌合しているスライ ド軸 1 1は長孔 1 0の前端 1 0 bか ら後端 1 0 aにスライ ドし、 スライ ド軸 1 1にかかっていた本 体荷重は主輪 9の後方外測に移動する。
[0046] このスプリング 1 2の反発力によって回動された車輪取付休 4の前部アーム 6は緩衝用規制依 3に突き当って停止し、 第 2 段目の階段への上昇休勢が整えられる。
[0047] このように動作を線返すことによって、 次々と階段を昇るこ とができる。 また階段を降る際は、 上記動作と逆の動作を行な い、 円滑に降下するものである。 さらに凹凸のある不整地の場 合も上記動作に準じた動作で走行することができるものである。 なお、 上記実施例は荷物運搬用のハンドカーに本発明の 輪 装置を装着したが、 これに限定されるものではない。
[0048] また、 車輪装置は本体の左右両側に装備する代わりに中央部 — i i 一 に 1ケ所或いは本体の左右方向に複数列併設するようにしても 良い。
[0049] 第 2 0図乃至第 2 6図は、 本発明の車輪装置を荷物運搬用の ハンドカーに装着し、 且つこの Φ輪装置 1対をハンドカー本体 の左右両側に各々独立して作動しうるように装備した第 3実施 例である。
[0050] 1はハンドカーの本体であって、 本体 1の下面後部の両側に は連結体 2、 2が取付けられている。 この連結体 2は带状の板 体よりなり、 後端を半円状に湾曲して折返し緩衝性を有する略 U字状とし下方に折返し部 2 aを形成する。 そして両連結体 2 , 2の折返し部 2 a , 2 aの'中央部分に主軸 2 3を架け渡して固 着し、 該主軸 2 3の両端に夫々大径の主輪 2 4, 2 4を回転自 在に枢着する。
[0051] 本発明は以上の構造に加えて、 下記の構造が付加されるもの である。
[0052] 3 4は車輪で、 両連結体 2 , 2の折返し部 2 a, 2 aの先端 に架け渡すように固着されている。 3 5は車輪取付体であって、 上記主軸 2 3の両側部分前方に夫々配置される。 各車輪取付休 3 5は対峙する取付板 3 6, 3 6よりなり、 この取付板 3 6は 前部アーム 3 7と後部アーム 3 8をアーチ状に形成し、 前部ァ ーム 3 7に小径の全部副輪 1 8を回転自在に枢着した軸 3 9を 固着し、 後部アーム 3 8にも小径の後部副輪 1 9を回転自在に 枢着した軸 4 0を固着する。 1 4は長孔で取付板 3 6の両ァー ム 3 7、 3 8の基部後端に穿設され、 前記車軸 3 4に回転可能 で且つスライ ド可能に嵌合して、 車輪取付休 3 5が本体 1に取 - i 2 - 付けられる, 1 5はコイルスプリングであって、 車軸 3 4に嵌 挿され、 その一端 1 5 bを連結体 2の折返し部 2 aに固着し、 他端 1 5 aを車輪取付体 3 5の取付板 3 6突設した係合部 1 6 にスライ ド可能に係合して、 車輪取付体 3 5が县孔 1 4を支点 とし、 該コイルスプリング 1 5のねじり弾発力によって前部ァ ーム 3 7が本体 1に近接する方向に常時付勢する。 1 7は緩街 用規制体で、 車輪取忖体 3 5が直接本体 1に衝突するのを防止 する。
[0053] このように構成されているので、 不使用時には第 2 0図に示 すように鎖線 X— Xを地表面として本体 1は立掛けられる。 こ の時、 車輪取付体 3 5は自重により長 L 1 4の前端 1 4 aに車 軸 3 4が当接するように下方に移動し、 且つコイルスプリング
[0054] 1 5の張力によって前部アーム 3 7が緩衝用規制体 1 7に当接 するように跳上げられている。
[0055] また平地走行時には、 第 2 0図において本体 1を a方向に起 すと、 本体 1の後端が平地面 Aより離れ、 主軸 2 4のみ接地し て本体 1を円滑に走行させることができる,
[0056] 次に階段を昇る時の状態を第 2 2図乃至第 2 6図によって説 明する。
[0057] まず、 本体 1を平地走行状態と同様に引張って階段 B下に移 動させると、 後部副輪 1 9が階段蹴上げ面 Cに突き当るので、 第 2 2図において本体 1の引張り力によって矢印 bに示す上方 に引上げる力が働き、 これによつて車輪取付体 3 5は長孔 1 4 に嵌挿されている車軸 3 4を支点としてコイルスプリング 1 5 のねじり卷込み張力に抗して反時計方向に回動し、 前部副輪 1 8は階段踏面 Dの先端に係止する。
[0058] 引続いて本体 1を引き上げると、 第 2 3図に示すように車輪 取付体 3 5はさらに反時計方向に回動し、 前部副輪 1 8は階段 踏面 D上を回転走行すると共に、 後部副輪 1 9は階段蹴上げ面 Cに沿って回転しつつ上昇する。 これによつて主軸 2 4は階段 下の平地面 Aより浮上がる。
[0059] やがて、 後部副輪 1 9は階段蹴上げ面 Cの上端から階段踏面 Dの先端部 Eに乗り上げ、 これによつて車輪取付体 3 5は本体 1に対してさらに反時計方向に回転するため、 車軸 3 4は長孔 1 4の後端 1 4 bに移動すると共に、 主軸 2 3は第 2 4図に示 すように階段踏面 Dの先端部 Eに当接する。
[0060] ついで、 本体 1の引上げ操作の続行によって主輪 2 4が階段 踏面 D上に乗り上げると、 後部副輪 1 9が階段踏面 Dより浮上 るため、 コイルスプリング 1 5のねじり卷込カは解除され、 そ の弾発力によって前部アーム 3 7を上方に蹴上げるように車軸 3 4を支点として第 2 5図に示すように時計方向に回動する。 この回動によって車輪取付体 3 5の前部アーム 3 7は本体 1 に取付けた緩衝用規制体 1 7に衝突すると同時に、 車軸 3 4は 長孔 1 4の前端 1 4 aに移動し第 2 6図に示すように本体 1全 体を階段踏面 D上に持上げることができ、 第 2段目の階段への 上昇態勢が整えられる。
[0061] このような動作を繰返すことによって、 次々と階段を昇るこ とができる β また、 階段を降る時は、 上記動作と逆の動作を行 ない、 円滑に降下するものである 4 さらに凹凸のある不整地の 場合も上記動作に準じた動作で走行することができるものであ る。
[0062] 次に、 第 2 7図および第 2 8図に示す車輪装置 2 0は、 本発 明の第 4実施例であって、 この実施例の場合は/第 3実施例の コイルスプリング 1 5に^:えて I ^一ションスプリング 3 2を使 用したものである。 即ち、 ハンド力一本体 2 1の下面後部に連 結体 2 2を取付け、 これに大径の主輪 2 4を主軸 2 3によって 回転自在に枢着し、 その前方の連結体 2 2に車輪取付体 2 6を 車軸 2 5によって回転自在に枢着する。 この場合、 第 3実施例 の如き县孔 1 4ではなく、 スライ ド不能に枢着されている。 車 輪取付体 2 6には前部アーム 2 7、 後部アーム 2 8に夫々小径 の前部副輪 2 9、 後部副輪 3 0が回転自在に枢着され、 さらに 連結体 2 2に取付けた係止金具 3 1にト一ションスプリング 3 2の一端を係止し、 該卜ーションスプリング 3 2の中央部を車 軸 2 5の上部厠を通して他端を主軸 2 3の下部に係止し、 車輪 取付体 2 6の前部アーム 2 7を本休 2 1に近接する方向に常時 付勢し、 緩衝用規制体 3 3に当接するようにして第 2 7図の如 く構成する。
[0063] このように構成したので、 第 3実施例と同様、 平地走行する ことができると共に、 階段 Bを昇る際も、 第 2 2図乃至第 2 6 図に示す第 3実施例の作動状態と同様に車輪取付 2 6は車軸 2 5を中心として回動し、 その回動は第 2 8図に示すようにト —ションスプリング 3 2の張力に抗して回動することによって スムーズに階段 Bを昇ることができる。
[0064] 本発明は上記実施例の構成に限定されるものではなく、 下記 に示す構成としても良い。 (a) 荷物運搬用のハンドカーに限定されるものではなく、 重 量のある運搬車に装備しても良い。
[0065] (b) 車輪装置は本体の左右両 ί則に装備する代りに中央部に 1 ケ所或いは本体の左右方向に複数列併設しても良い β
[0066] (c) 車輪取付体は長孔に車軸を嵌揷した回動手段で取付けた が、 比較的輊 i車の場合にはコイルスプリングの張力を強弱 調整することにより、 長孔とすることなく、 第 4実施例の如 く車輪がスライ ドすることなく回動するように枢着しても良 い。
[0067] (d) コイルスプリングはねじり卷込み型に限らず、 ねじり卷 戻り型或いは引張りパネ、 圧縮パネ、 ゴム等の弾性体を用い ても良く、 或いはウェイ ト休を取付けても良い。 要は車輪取 付体の前部アームを上方に円滑に跳ね上げる構成であれば良 い。 産業上の利用可能性
[0068] 以上第 1実施例について詳述したように、 本発明は、 車輪取 付体の前後のアームに副輪と主輪を各々回転自在に軸着すると 共に、 基部に穽設した長孔に本体側のスライ ド軸を嵌合したも のであるから、 走行路面の凹凸変化に応じてスライ ド軸が長孔 内を前後に移動し、 車輪取付体が回動して、 本休の荷重が主輪 或いは主輪と副輪にかかるように自動的に変換され、 平地では 副輪が浮き上がって主輪のみが接地した状態で回転走行し、 ま た階段、 不整地の昇降に際しては段差部分での走行め変化によ つて主輪と共に副輪も接地して回転走行するので、 婦女子、 高 齢者等の力の弱い者でも輊く操作でき、 円滑容易に本体を走行 させることができる。 その上、 主輪に補助的に小径の副輪を取 付けた構成であるから、 軽量にしてコンパクトとなり、 収納時、 走行操作時の取扱いが極めて便利である等の俊れた効果を有す るものである。
[0069] 以上、 第 2実施例について詳述したように、 本発明は、 車輪 取付体の前後のアームに副輪と主輪を各々回転自在に軸着する と共に、 主輪後方に穿設した長孔に本体側のスライド軸を嵌合 したものであるから、 走行路面の凹凸変化に応じてスライ ド軸 が長孔内を前後に移動し、 車輪取付体が回動して、 本体の荷重 が主輪又は副輪或いは主輪と副輪にかかるように自動的に変換 されるもので、 平地では、 副輪が浮き上って主輪のみが接地し た状態で回転走行し、 また階段、 不整地の昇降に際しては段差 部分での走行の変化によって主輪と共に副輪も接地して回転定 行するものである上、 この主輪と副輪の作動変換支点である長 孔とこれに嵌合するスライ ド軸は主輪後方に近接して配置され ているので、 重心位置が低くなり、 本体の操作力が無駄なくス ムーズに主輪に伝達され、 ぐらつきなく確実に作動させること ができ、 婦女子、 高齢者等の力の弱い者でも鞋く操作できる。 また、 主輪に補助的に小径の副輪を取付けた構成であるから、 輊量にしてコンパクトとなり、 収納時、 走行操作時の取扱いが 極めて便利である等の優れた効果を有するものである。
[0070] 以上、 第 3及び第 4実施例について詳述したように、 本発明 は、 連結体を介して主輪を本体に枢着した車輪装置に、 前後の アームに夫々副輪を枢着した車輪取付体を連結休に回動可能に 取付け、 車輪取付体を本体側に付勢する付勢手段を設けたもの であるから、 平地では従来の車輪装置と同様に主輪によって自 由に走行し、 階段又は不整地の昇降に際しては、 段差部分での 走行の変化に応じて、 主輪の作動と共に、 班輪取付休も付勢手 段の作動によって回動と併せて両副輪も自動的に段差部分に接 離して走行し、 確実且つ円滑に昇降することができる。 また婦 女子、 高齢者等の力の弱い者でも無理なく鞋快に操作すること ができる。 さらに、 この発明の車輪装置は、 従来の平地走行用 のハンドカー等の既存の構造を大巾に改変することなく、 車輪 取付体と付勢手段を取付ける簡単な作業によって製作すること ができる等、 使い勝手に優れ、 製造容易で安価な車輪装置を提 供できる効粟を有するものである。
权利要求:
Claimsψ WO 90/01441 PCT/JP89/00814 - 1 8 - 雪胄 求 の 節 随
1 . 車輪取付体に形成した前部アーム先端に小径の副輪、 後部 アーム先端に大径の主輪又は小径の副輪を各々回転自在に軸着
5 すると共に、 車輪取付体を運搬車本体下面に取付けた連結休に
回動可能に取付けたことを特徴とする平地ならびに階段および 不整地用の車輪装置。
2 . 車輪取付体に形成した前部アームに小径の副輪、 後都ァー
10 ムに大径の主輪を各々回転自在に軸着すると共に、 該車輪取付
体の基部に前後方向に向って長孔を穿設し、 該長孔に本体に取 付けた連結休のスライ ド軸をスライ ド可能に嵌合したことを特 徴とする請求の範囲第 1項記載の平地ならびに階段および不整 地用の車輪装置。
15
3 . 車輪取付依に形成した前部アーム先端に小径の副輪、 後部 アーム先端に大径の主輪を各々回転自在に軸着すると共に、 該 後部アームの主輪後方に近接して前後方向に向って長孔を穿設 し、 該長孔に本体に取付けた連結体のスライ ド軸をスライ ド可
20 能に嵌合したことを特徴とする請求の範囲第 1項記載の平地な
らびに階段および不整地用の車輪装置。
4 . 本休下面に取付けた連結体に大径の主輪を回転自在に枢着 し、 前部アームと後部アームをアーチ状に形成し、 両アーム先
25 端に夫々小径の副輪を回転自在に枢着した Φ輪取付休を、 前記 主輪の前方の連結体に回動可能に取付けると共に、 該取付部分 に前部アームが本体厠に近接するように常時付勢した付勢手段 を取付けたことを特徴とする請求の範囲第 1項記載の平地なら びに階段および不整地用の Φ輪装置
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同族专利:
公开号 | 公开日
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
1990-02-22| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): KR US |
1990-02-22| AL| Designated countries for regional patents|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): AT BE CH DE FR GB IT LU NL SE |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
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